占いに求められるものとは?占いの意義について考えてみました。

目次

占いについての捉え方の分類

人によって占いの捉え方や、占いに何を求めるか といったことは違うと思います。
いくつかの種類に分類できると思いますが、大きく分けると以下の5種類になるかなと個人的には思います。

・エンターテイメントとしての占い
・癒しや、苦しみからの解放、悩み事の解決を目的とした占い
・心の依存先としての占い
・趣味としての占い
・ビジネスとしての占い

もちろん人によっては上記の分類のうち複数当てはまる人もいると思います。

エンターテイメントとしての占い

一般的には占いと言うと、未来を予言できたり、霊感的なものがある人が守護霊と会話したり…
といったものを想像する方が多いと思います。
また、テレビの12星座占いのイメージを持たれている方も多いと思います。

どちらの場合でも科学的な根拠などは無く、
テレビの占いでもいい事なら信じる、悪いことなら信じない といった捉え方をされる方が多く、
あくまでも遊び・エンターテイメントとして占いを認識する考え方が世間では一般的であると思います。

こういった捉え方をされている方は、
お金を払って占いを受けようと考える方は少なく、
テレビや雑誌の占いコーナーをみたり、血液型占いの本を読んだり、無料の占いサイトを少しだけ使ってみたり…
という方が多いと思います。

もしかしたらこのくらいの占いの楽しみ方が、日々の暮らしに適度な刺激を与えてくれてちょうどいいのかもしれません。

癒しや、苦しみからの解放、悩み事の解決を目的とした占い

次に多いのは、悲しいことで傷ついた心を癒したい方や、自分では解決方法を見出すことができずどうしたらいいかわからない悩み事を誰かに相談したい。話を聞いてほしい。又は背中を押してほしい。

そんなときに占いで解決方法を相談したりする方も多いかと思います。
こちらは先ほどのエンターテイメントとしての占いの捉え方ではなく、真剣な相談です。

自分では解決できない悩みごとを抱えているときや、人生について悩んでいるときは占い師に相談してみるのも良いかと思います。
自分では思いつかないような解決方法が見つかったり、気持ちが明るくなって元気が出たり、勇気をもらえたり…
占いにはそんな力もあると思います。

深い悩みを抱えていても相談相手がいない場合などもあるので、
そんな時にどんな相談にも親身に乗って占ってくれる占い師の存在は必要かもしれません。

心の依存先としての占い

人によっては占いに依存してしまっている場合もあるかと思います。

ぽっかり空いた心の隙間を埋める為、
何度も占ってもらったり、いろいろな占い師の方にたくさん占ってもらったり…

金銭的に無理のない範囲でたくさん占ってもらう分には問題ないかもしれませんが、
過度な占いへの依存は自立心の欠如などにつながってしまったりするため、
占いとは適度な距離感を保ち依存しすぎないようにすることは大切だと思います。

また、悪徳な業者などに搾取されないように注意も必要です。

趣味としての占い

占いを趣味として楽しいでいる方も多いと思います。
子供の頃に占いの雑誌などで付録のタロットカードで占いを始めた方や、
タロットカードの独特の世界観に魅力を感じ勉強して、
自分や友達などを占っている方など様々です。

本屋さんにも占いコーナーがあることが多く、
新しいオラクルカードなどが発売されるとついつい買ってしまい、
気が付いたらカードコレクターのようになっていた という方もいらっしゃると思います。

占いには様々な種類があり、奥が深く、たくさんの魅力があるので趣味として楽しむのには非常に適しています。

趣味としてライトに占いを楽しむ方から、趣味として始めた占いが気づいたら仕事になっていた方まで、
占いに没頭している度合いも人によってさまざまかと思います。

スピリチュアルな世界観を感じるための占い

スピリチュアルな世界観が好きで、その一環として占いも好きな方もいらっしゃると思います。
その中でも、パワーストーンやヨガ、オーラ、占い番組や神社仏閣巡りが趣味な方、霊感、霊視、波動などといった分野に興味がある方など様々な方がいらっしゃると思います。

知的好奇心、探求心を満たすための占い

占いは勉強するととても奥が深いので知的好奇心が旺盛な方は、
スクールに通って占術を深く学んだり、たくさん本を読んで歴史を調べてみたり、勉強会に参加してみたり…など、
知識をどんどん取り入れる占いの楽しみ方をされている方も多いです。

気が付いたら本棚が占いの本だらけになっていた…なんて方もいらっしゃるのではないでしょうか。

自己啓発的な占い

占いを自己啓発的な方法で活用される方もいらっしゃると思います。

このような方は未来を予言するような占いではなく、
思考の為のツールとして占いを使い、
悪い結果が出たから予定を変える… といったことはせずに、
リスクを下げるにはどのような準備をするとよいか… などというように建設的な考え方をされる方が多いです。

また、仕事や夢を実現させるために自己啓発本を参考にされる方は多いと思いますが、
自己啓発本の中にも、思考は現実化する引き寄せの法則や、潜在意識の活用の方法についての本など、
少しだけスピリチュアルな雰囲気を感じなくもないタイトルの本も見かけます。
(自己啓発本の場合はこのようなタイトルの本でも、目標達成に向けて努力、行動、成長が重要という非常に現実的な考え方の本かと思います。)

ビジネスとしての占い

占いに仕事として取り組んでいる方もいらっしゃると思います。

占いの仕事といっても、
占い師、スクール運営、講師、占い会社の経営、社員、カードや本、グッズの販売、占い系タレントやインフルエンサー、占い屋さんでのアルバイトなどいろいろな仕事があり、
占いを完全に仕事として捉えている方から占いが好きでこのような仕事をしている人など様々です。

このような仕事をされている方々がいるから我々は占いを楽しむことができるので、
ありがたい存在かもしれません。

占いしよう♪

ということで、占いに求めるものや占いの意義は人によって様々です。
ここに書かれていること以外にも自分の価値観を持って占いと接している方もいると思います。

占いが好きな方は自分なりに楽しめばいいですし、
興味がない方は関わらなければよいだけですが、
個人的に占いは好きなので、たくさんの方が占いを適切に利用して、
役立てたり楽しんでくださると嬉しいです。

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